コンピュータサイエンスと関係ない話かもですが

zenn.dev

 

・仕事が楽しくない。

・仕事は嫌だ。

・仕事はお金のためにやっている。

・他人がやりたくないから自分がこの仕事をやっているんだ。

・日曜日の夕方になると「あした月曜日か。仕事か。」と憂うつになる。

 

そういう考えを否定はしませんし、本当にやりたい職業につけない人たちを非難する気もありません。夢を実現できなかった人でお金のために嫌々仕事をしている。そういう人も居ますし否定するつもりもありません。

 

が、

 

世の中にはさまざまな分野で職人ですとか達人と言われている人が居ます。この道何十年ずっと同じ職業を続けている人とか。尊敬に値する人たちです。その人たちは、

「他人がやりたくないから自分がこの仕事をやっている」

と思いながら仕事をしているのでしょうか? 他にも、パン屋さん、ケーキ屋さん、花屋さんをやっている人とかプロのスポーツプレイヤーとか、電車の運転手や飛行機のパイロットや俳優や歌手やアイドルやキャンペーンガールや、研究者、医者、警察官、消防士や・・・あげればきりがありませんが、その人たちは、他人が嫌だから、やりたくないから、その仕事を引き受けているのでしょうか?じゃあ、プログラマーは?エンジニアはどうなのでしょうか?プログラマーやエンジニアだけが他の職業とは違うのですか?自分はそうは思いません。

 

自分のなりたいものになれた人たちは、その仕事に誇りを持ち、自分がやりたいから、好きだから、楽しいから、喜んでくれる人がいるからやっている、と自分は考えます。なりたいものになるために、自分の夢を実現するために、多くの努力を積み重ねた事でしょう*1。仕事とは喜びであり、生きがいなのです。その人にとって生涯をかけて取り組む価値があるものなのです。「他人がやりたくないから自分がこの仕事をやっている」というのは、そういう敬うべき人たちを冒涜していると思います。

 

「他人がやりたくないから自分がこの仕事をやっている」という考えでも別に良いですけど、他人が全員そうだとは思わないでください。それは大きな間違いです。

*1:楽しみを感じるので努力というべきなのか悩みますが、少なくとも嫌々やっているわけではない。