夏休みにおすすめの本

最近の高校生は学校でプログラミングの授業があると聞きます。そこで、もうすぐ夏休みですし、おすすめの本を紹介いたします。

マサチューセッツ工科大学で計算機科学の授業で使われていた教科書です。今は使っているのかわかりませんw

注意点としてはプログラミングの本ではなくて計算機科学の本です。言語は Scheme を扱いますが、python や他の言語しか知らなくても読む事は可能です。もともとが英語で書かれた本なのでところどころ訳が意味不明だったりもしますが、そういうときはプログラムを熟読してください。そうすると本文の言わんとする事が理解できますw あるいは原書(英文)を読んでください。技術書の英文はそんなに難しくありません。英語の教科書よりも簡単ですから、なんとか読めます。たぶん。

内容は決して簡単ではないので夏休み期間中だけで全部読むのはちょっと難しいかも知れませんが、内容でわからない事があったら、学校の先生に質問してください。情報or数学の先生がいいかな。仲良しな友達と一緒に読み会をするのも良いと思います。

この本は全部で第五章までありますが、第一章から第三章は序章ともいえる準備段階で、第四章以降が本編です。第四章と第五章を読まないのであれば無価値です。また本書は初めから順を追って読み進めなければ理解できないタイプの本で、いわゆる参考書のようなリファレンス本ではありません。例えば突然200ページを開いて読み始めてもさっぱり理解できないでしょう。最初のページから順々に読み進めて理解してください*1

もし全部読めずに挫折してしまったとしても、自分にどんな勉強が必要なのか、どんな力が足りてないのかを考える良い機会になると信じます。大丈夫、若いうちは挫折してもなんとかなりますから。いろいろな事にチャレンジする事のほうが大切です。

 

本当にいいこと言うなあ・・・(自画自賛

 

プログラミング力をアップさせるだけではなく、数学や英語の勉強にもなり、なんなら読書感想文の宿題も出来てしまうというw、一石五鳥ぐらいの本です。ぜひおすすめします。

*1:序章は読み飛ばしてもOKです。