これは通常の運転時のゲームの視点。
視点の焦点が外になっていて、かつ外がとても明るいので、キャビン内の計器類が暗く見えるようになっている。
これはゲームの視点を下に向けた時。
視点の焦点が暗いキャビン内になっているので、計器類は視認しやすくなる。
逆に外の景色はより眩しく見えるようになる。
トラックを運転する場合は、ゲームの視点は正面を向いた状態で運転するけれども、人間のプレイヤーは、ゲームの視点を変えずに、そのまま人間の目の視点を落として計器類を見ようとする。いちいちゲームの視点を下に動かす事はしない。なので、計器類が暗く視認しづらいという現象が起きる。
結論を言うと、ATS 1.40 はゲームの視点によって明度を調整するため、「ゲームの視点=人間の視点」に常になるとは限らないので、ゲームの視点でリアリスティックに明度を調整してしまうと、キャビンを見た時に計器類が見づらいという現象が発生してプレイヤーはすごく違和感を感じてしまうという事だ。リアリスティックに人間の目の露出調整機能を実装することが最善になるとは限らないという一例である。開発元の SCS はそこを理解していないようだ。
SCS がこのことを理解してライティングシステムを改修してくれないと、キャビン内の計器類が暗くて見づらいという現象は直らないと思う。