今回は長年の試行錯誤を経てたどり着いた究極の食べ方を伝授しようと思う。
よく何か足すとかレンチンするとかの方法も紹介されていたりするが、
そんなものは邪道である!!
カップ焼きそばはそれ自体で「完全体」なのである。
使うのは熱湯だけ。なにか食材を足すのも一切無し!
紳士淑女の皆におかれては、カップ焼きそば道を決して穢すことのないように。
1.必ず熱湯を用意すること。
お湯が湧いてもしばらく湯を煮詰めること。特に意味はない。
2.薬味は麺の下に入れること。
これは湯切り口に薬味がつかえて湯切りに時間がかかってしまうのを避けるためである。湯切りは早さが命であると心得よ。
3.待ち時間は控えめに。
麺が伸びてしまうと目も当てられないほど不味くなる。
また予熱を利用して蒸らす工程があるので時間は控えめにすること。
3分と書かれている場合は2分~2分半ぐらいで良い。(個人の好みによる)
液体ソースの場合は蓋の上に載せて温める。
4.湯切りは完全にお湯を切ること。
ここからは時間勝負である。素早く完全な湯切りをするべし。
湯は一滴も残すべからず!
ただし、ソースが粉の場合は湯切りはそこまで完全にしなくても良い。
5.ソースを混ぜる。
蒸らし工程があるのでここで蓋を全部剥がしてはいけない。
ソースは一滴残さずかけること。箸を袋をこそぐと良い。
麺が冷めてしまうと後の蒸らし工程が失敗する。
短時間で素早く混ぜること。
6.蒸らす
すぐに食してはいけない。ここで蓋を閉め蒸らし工程に入る。
予熱によって短時間の間に麺を熟成させる。
またソースを麺になじませる最重要工程である。
蒸らし時間は個人の好みで。30秒ぐらいが良いかもしれない。
7.実食
蓋は邪魔になるので全部はがす。
容器を持ち、かきこんで一心不乱に食せ!
以上である。
約半世紀の間、カップ焼きそばを食してきた筆者がたどり着いた
究極のカップ焼きそば調理法である。ぜひ参考にしていただければ幸いである。