プログラミングが必修科目化

2020年から、義務教育でプログラミングが必修科目になるそうです。ネットの記事を読んでいると、賛否両論いろいろな意見があります。この賛否両論な状態はとても良い事だと思います。賛成意見にも、反対意見にも、頷ける 意見が沢山あります。

プログラマー歴20年(アマチュア込み歴 30年ぐらい)になろうという、私めの意見を述べさせていただきますよと。

必修科目化はどうかなーと思います。
教育関係の人ではないので、どんな事やるのかもよくわかっていませんけど。

アルゴリズムをやった方がいいという意見もありますが、たぶん子供たちは数学より興味を示さないと思いますね。大失敗間違いなしです。

子供たちの評価が難しいですよね。現場のプログラマーがそもそも評価基準なんてものもなく、技量によって評価される事が無い状態ですから。国家試験持ってるか否かに傾倒するしかなく、業務に即した評価がきちんと出来る人がいないんです。

論理的思考を養うとか言いますが、小学校は論理より実践なんですよ。丸暗記と反復学習ですから、論理がどうのこうのとか言ってる時点でナンセンスです。誰もが小学校で掛け算九九を習うはずですが、完全な丸暗記でしたよね? 数の性質とか、数論なんて教えるわけないです。論理を教えるのは中学校からで良いんです。

さらにエンジニア不足をなわとかするとか言いますが、プログラミングなんて最近はみんなオフショアばっかりじゃないですか。企業がコストダウンしまくって人件費削減しまくった結果、国内に人材が育たないんですよ。社員教育もしませんし、必要になったら派遣を雇えばいいや状態で、国内にエンジニアが育たないなんて当たり前ですよ。人件費を抑えることばかり考えている企業体質を見直さなければ、どうにもなりませんね。しかも相手は企業ですから、政府が口出しできないわけです。

てなわけで、悪いことは言わないのでプログラマーなんてやめておきなさい。花屋さんとかパン屋さんとか、素晴らしい職業は他にいっぱいありますよ。