まだやり残しはあるものの

ひとまず終了かな。テイルズシリーズは初でしたが、とても面白かったです。

特に印象に残っているのは、ダナの五人目の領将との戦闘シーンです。ムービーシーンは基本的に完全アニメになっていますが、3Dモデルを使用した演出(ムービーのような)シーンもあります。独自のシェーダーを使っているのですが3D独特のキャラクターの表情に出てしまう違和感のようなものがまったく無いので、主人公達が今どんな気持ちなのかがよく伝わってきますし、どっぷりと感情移入できるんですね。特にこの最後の領将との3Dモデルを使用した演出シーン(戦闘)のときの相手の狂気じみた表情、主人公に対する憎悪の計り知れない深さというか闇というか、とくに「イッちゃってる目」の感じがすごく迫力があって圧巻でした。映像表現として見事でした。*1

Tales of ARISE はシリーズを今までプレイした事無い人であっても、まったく問題なく最後までプレイできますし、買おうか悩んでいる人はぜひお手に取ってみて欲しいです。なお、DLCは無理して買う必要はありません。

最後にCS機でこれほどまでの作品を制作してくれたスタッフと関係者の皆さんにありがとうを言いたいです。ガチャゲーばかりで世知辛い世の中である昨今ですが、萎え萎え状態のCS機ゲーム界が活気づくといいなと思います。間違いなく Tales of ARISE は一石を投じたJRPG大作であると言えると思います。

*1:3Dモデルの演出シーンのほうがアニメの演出シーンより迫力があった気もしますね