バックアップファイル

Emacs はデフォルトでファイル名の最後に「~」がついたバックアップファイルを作ります。
「バックアップファイルは嫌!」という人のために、Emacs の設定でバックアップファイルを作成しないようにもちろん出来るのですが、バックアップファイルを作る設定にしていると嬉しい事があります。
例えば・・・

M-x find-grep-dired

として特定文字列を含むファイルをリストアップします。git や svn のソースツリーを検索するときなんかに便利です。ファイルを1つずつ編集していくわけですが、どこまで編集したかわからなくなる事がありますよね。アホなため良く忘れる割り込みが入った時とか。そんな時にバックアップファイルを作る設定にしていると g でファイルリストを更新するのですが、更新するとバックアップファイルをリストに表示してくれるのでどこまで編集したか簡単に確認できます。
ちなみに、バックアップファイルは「~」で全選択でき、「x」で確認後一括削除できますb

「いや Emacs でちまちま修正してないで、スクリプトでやれよ」というのはごもっともですがw、確認しながら1ファイルずつ修正したいんですよね。まとめて一括だとなんか不安なので。Emacs で C-s や M-C-s で検索すればキーワード部分をハイライト表示してくれるので、変更予定箇所の確認が簡単にできます。確認できたらまとめて置換します。

さらに蛇足ですが確認の時の入力はデフォルトで「yes」ですが、3文字も入力するのが面倒くさいという人は、「y」だけに変えたりもできます。自分はミス防止のためデフォルトの「yes」で確認するほうが好きです。

プロになって 30 年ぐらい使い続けていますが、Emacs が無いと仕事にならんです。
emacs.sexy
そのくせに elisp はまったくわかr...
(被り気味に)いやー、Emacs って本当に素晴らしいものですね。