Emacs で python を使う(第二回)

構文の補完
今回は、python の構文を補完できるようにします。

pip を入れる
そもそも pip てなんのこっちゃ!
python のモジュールをインストールするモジュール。
python3 には標準装備!ってことだけど、cygwin の場合は別途インストールしないと入りませんので注意です。

pip install モジュール名

とか

python -m pip install モジュール名

のように使うらしい。

で、pip を proxy 内から使うにはやはり設定が必要です。
~/.bash_profile に

export HTTP_PROXY=http://proxy.example.com:8080
export HTTPS_PROXY=http://proxy.example.com:8080

こんなのを書いて X を再起動。

$ printenv | grep PROXY
HTTP_PROXY=http://proxy.example.com:8080
HTTPS_PROXY=http://proxy.example.com:8080

設定されているのを確認。

で、次です。そもそもなぜ pip を入れたのか!
それは virtualenv というモジュールをインストールするためです。

$ python -m pip install virtualenv

としてインストール。

で、次。なぜ virtualenv をインストールしたのか!
それは jedi というモジュールをインストールするためです。
(こういう入れ子的インストールが Unix らしくもあり面倒くさくもあるw)

$ python -m pip install jedi

インストールしたら .emacs.el に jedi の設定を書きます。

(require 'jedi)
(add-hook 'python-mode-hook 'jedi:setup)
(setq jedi:complete-on-dot t)

これを Emacs に反映して
(M-x eval-buffer でいけると思うけど、心配性な人は Emacs 再起動おすすめw)

M-x jedi:install-server

これでおk。たぶん。
f:id:umeaji:20200207112335p:plain
(事務所PCから執筆しているので画像を一部編集しておりますw)
こんな風に補完してくれるようになりました。


今のところ python 初心者すぎて不便さを感じていないので、カスタマイズはとりあえずこれぐらいでいいや。Python の勉強に戻りますw